当科では、皮膚科疾患全般に対応できる診療体制を整えております。外来は5-6名の医師が担当し、1日約100名の患者さんが来院され、月平均の初診患者さんは250名前後で、
紹介患者さんは約150名です。
入院は28名前後で、重症の湿疹・アトピー性皮膚炎、皮膚腫瘍、膠原病、薬疹・中毒診、熱傷、水疱症、乾癬、丹毒などの細菌感染症、帯状疱疹、
水痘などウィルス感染症、母斑(あざ)など多彩な皮膚疾患に適切な治療を行っております。近年は高齢者の皮膚悪性腫瘍の患者さんが増加しております。在院日数は16 日前後です。
手術におきましては、外来では月約60件、入院では月約30件を行っております。
【主な対象疾患】
○アトピー性皮膚炎 ○膠原病 ○皮膚悪性腫瘍
○皮膚外科的治療を要する疾患(軟部組織における緊急の重症感染症など) ○脱毛症
○乾癬 ○難治性湿疹・接触皮膚炎 ○重症薬疹 ○丹毒など細菌感染症
○エーラス・ダンロス症候群などの先天性結合組織異常症 ○じんましん
診療のご案内 詳細
特徴・特色
皮膚科疾患全般に対応可能です。
皮膚悪性腫瘍、皮膚外科関連の疾患、膠原病、アトピー性皮膚炎、乾癬、薬剤アレルギーなどの診断、治療を施行しております。
栃木県で唯一のアレルギー専門医(皮膚)教育研修施設です。
専門外来
褥瘡外来 | 月 | PM1:30~ | 井川 林 神永 原 |
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パッチ外来 | 火 | PM1:30~ | 宮本 髙橋 |
レーザー外来 | 火 | PM1:30~ | 鈴木 |
皮膚膠原病外来 | 水 | PM1:30~ | 石井 |
アレルギー外来 | 木 | AM9:00~12:00 | 井川 |
紹介していただきたい疾患
○アトピー性皮膚炎:教育入院をされても対応いたします。
生物学的製剤使用も積極的に行っております。
○強皮症:紫外線治療(PUVA療法など先端治療を行っています。
○膠原病:診断・治療体制は整っています。
○じんましん:新規の抗体製剤による治療も行っています。
○ほくろ・難治性いぼ:CO2レーザーによる治療も行っています。
○重症薬疹:集学的な治療を行なっております。
○接触皮膚炎、薬疹:パッチテストなどによる精査も行っています。
○皮膚悪性腫瘍:専門外来で早期診断と早期治療を目指す診療を行っています。
○外傷・熱傷瘢痕・術後瘢痕:皮膚外科外来で形成外来的に専門医が対応します。
○円形脱毛症:紫外線療法など様々な治療をガイドラインに沿って行っています。
○乾癬:レチノイド、シクロスポリンA、紫外線治療、生物学的製剤などで治療を行っています。
○血管型エーラス・ダンロス症候群:生化学的解析・遺伝子(COL3A1)検索で確定診断を行っています。
○重症の軟部組織感染症:診断・治療体制は整っております。